2016年4月に急死した人気歌手のプリンスさんの遺産が、プリンスさんの6人のきょうだいに相続されることになった。5月19日、米国ミネソタ州カーバー群の裁判所が判断を示した。遺産は3億ドル(約334億円)にのぼると推定されており、さらに今後発生する著作権料やレコードの売上を受け取る権利も相続される。

 

プリンスさんには2度の結婚歴があるが、いずれも離婚しており、子どももいなかった。遺言も残っていなかったため、莫大な遺産をだれが相続するのか、争いが起こっていた。プリンスさんの死後、プリンスさんの異父母きょうだいや養子、ひそかに結婚していた妻などを名乗り、遺産を相続する権利があると主張する人は45人以上にものぼった。裁判所は数ヶ月にわたって彼らから聴取を行い、6人のきょうだい以外の申し出を却下した。

 

100億円単位の財産を持つ人もそうそういないだろうが、争続の芽をつむためにも、相応の財産にはきちんと遺言書を作成しておいたほうがよさそうだ。

 

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4EVER ~ プリンス

 

 

執筆者: やさしい相続編集部