国税庁は2017年4月1日から、相続税の物納順位を変更した。これにより、上場企業の株式や社債などが、不動産などと並んで第1順位となった。

 

相続税は原則として金銭で納めることになっているが、金銭での納付が難しい場合には、不動産などの資産を納める「物納」も認められている。ただし、物納できる資産は法律で決められており、物納に使う優先順位も決められている。

 

複数の資産を相続したときは、優先度の高い資産から順に納める必要がある。これまで、上場株式は第2順位で、国債や不動産よりも低い順位となっていた。今回の変更により、不動産と上場株式を相続した場合には、どちらを物納し、どちらを手元に残すかを自由に選べるようになった。なお非上場株式等は、これまで通り第2順位となっている。

執筆者: やさしい相続編集部