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報道によると、シンガポールの「建国の父」、故リー・クワンユー元首相(2015年死去)の遺言をめぐり、リー氏の息子で現首相のリー・シェンロン氏と弟妹が対立していることが明らかになった。首相の弟のリー・シェイヤン氏と妹のウェイリン氏が6月にFacebook上で首相を批判する声明を発表したことで、対立が表面化した。首相も即座にFacebookで「ばかげた主張を否定する」などと反論した。

 

リー首相と弟妹が対立しているのは、父リー・クワンユー元首相の自宅の取り扱いだ。元首相は死去に際して、個人崇拝を嫌い、住居を取り壊すようにという遺言を残していた。しかし、現首相は父の自宅を保存する考えをもっており、弟妹は、現首相が「建国の父」と敬われた父親の遺産を保存し、政治的な影響力を強めるために利用していると批判した。一方、現首相側は、自宅の取り壊しは遺言書の最終版で書き加えられたもので、この修正に弟の妻が関与した可能性があると指摘している。

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単なる遺産相続争いでは済まない可能性も

もっとも、弟妹の声明は国家体制への批判や、現首相が息子に権力を世襲させようとしていることへの懸念などにも言及していることから、この対立が単なる遺言をめぐる争いではないとの見方が大勢だ。

 

遺言書が一国の政治を左右するほどの大問題になることは滅多にないだろうが、とはいえ、遺言書の書き方には注意が必要だ。せっかく遺言書を残しても、書き方を間違えて無効になったり、あいまいな表現のためにトラブルの元になったりといったケースは少なくない。遺言書は、のこされた人たちへの最後のメッセージ。思わぬ「争族」を引き起こしてしまわないよう、入念に準備を進めていこう。

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執筆者: やさしい相続編集部